2019-11-01
こんにちは。今日も上司の方に同行してきました。最近は少しずつではありますが簡単な事務作業も手伝っています。自分はまだまだ処理のスピードが遅いので慣れていかなければなりません。頑張ります。
今日はポリエチレンについてです。ポリエチレンはプラスチック素材の中で最も原料価格が安く、加工がしやすいことで知られています。射出成型やブロー成型と相性がよく、ラップやフィルム、食品容器、バケツ、洗面器、サンダルまであらゆるものに加工されます。
特性としては、ポリエチレンは耐寒性、防水性、絶縁性、耐油性を持ち、一方で耐火性は低いようです。また、接着性も悪いため印刷や塗装には注意が必要です。
またポリエチレンは低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンに分けられます。低密度ポリエチレンは、水よりも軽い比重0.91 – 0.92であるため水に浮き、耐薬品性や電気絶縁性は高く、耐熱温度70℃~90℃、柔軟で低温でも脆くなりません。そのためラップやフィルムといった包装材、食品用容器に最適です。高密度ポリエチレンは低密度ポリエチレンよりも剛性が高く、比重は 0.92 – 0.96、耐薬品性や電気絶縁性が高く、耐熱温度90℃~110℃です。この高密度ポリエチレンはバケツや洗面器といった雑貨類を始め、灯油タンク、フィルム、袋に使用されます。
さらにポリエチレンは発泡成形も向いており、当社でも発泡させた製品を広く取り扱っています。いまはちょうどそれらの商材の勉強中です!!
西尾