大量生産と少量生産の違い
皆様、お疲れ様です。
旧ホームぺージの時よりも更新の頻度を上げているからか、最近問い合わせを多く頂いております。
お客様のお問い合わせも、工場で使う部品から、家電製品の追加部品など、多種多様となっております。様々な分野の案件に対応させていただくことで我々の視野も広がりますので非常に為になっております。
そんな中で、ロットに関してお客様よりご質問頂くことが多くなりました。
「大量生産と少量生産では大量生産の方がいいのでしょうか。」
このようなご質問をよくいただきます。
実際大量生産を考えられる場合、一度に作ることで単価コストを下げられる場合は多いです。
通常弊社に常時在庫していない材料を用いる場合、使用する材料を指定のロットで購入しないといけないケースが多く、大量生産の場合はそのロットを使い切れるとコストパフォーマンスが高くなります。
反対に少量生産の場合は、材料費の総額を原価に加えなくてはならないため、材料費の内訳が高くなってしまいます。
では一気に増やすとどこまでも安くなるかというと、そうではありません。材料にも規格寸法があり、1枚の材料から取れる製品数の上限数が決まるため、それ以降は材料の原価は頭打ちになります。また、基本的に機械加工で一気に仕上げることで人工代を抑えることも可能ですが、基本的に同じ作業を繰り返すため、ある一定量以上を超えるとお値引きが難しくなります。
材料寸法に沿って適正な数量で購買して頂くと、在庫リスクを減らして安価に購買が可能となります。
是非参考にしてみてください。